高齢化社会と高齢社会と超高齢社会の違いは?読んだらすぐ説明できる

v高齢化社会と高齢社会と超高齢社会の違いをわかりやすくご紹介します。
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高齢化社会と高齢社会と超高齢社会の違いとは 明日話せる基礎知識10のポイント

 

近頃よくニュースで耳にする、高齢化社会・高齢社会・超高齢社会というキーワード。みなさんはその違いをはっきり説明することができますか?

実は私も日本の高齢化を勉強するまで、何がどう違うのか・どう使い分けているのか、全く理解していませんでした。

 

この記事を読んでいただければ、明日、学校や職場で周りの人に説明できるくらいの知識を吸収してもらえると思います。

高校や大学で経済・福祉などの分野を勉強中の方、会社や交流会などオフィシャルな場面での知識を必要とされている方、日本の未来を憂いている方へ。

ミイタス
ミイタス

ポイントを10個に絞り、シンプルかつ要点をわかりやすく解説しますのでぜひ最後までお付き合いください!

 

それぞれのキーワードの数値を説明します

「高齢化社会」「高齢社会」「超高齢社会」の違い!それは

日本の全人口に占める高齢者の割合です。

ここで言う高齢者は65歳以上の人を指します。

 

全人口に占める65歳以上の高齢者の割合(=高齢化率)によって、その社会全体のことを「高齢化社会」「高齢社会」「超高齢社会」のいずれかに分類します。

  • 「高齢化社会」高齢化率が714%
  • 「高齢社会」……高齢化率が1420もしくは21%
  • 「超高齢社会」高齢化率が20もしくは21%以上

あれ?って思いますよね?

高齢化社会以降~超高齢化社会までのパーセンテージがごにょごにょしてて定まっていないのは、世界的な合意数値として認められていないからです。

日本の高齢化率の伸びが早すぎて、世界が日本に追いつけていない状況です。なんとも複雑ですが(苦笑)

 

世界最高水準の高齢化率を更新する日本は、「高齢化最先進国」なんて呼ばれているようです。

つい数年前までは「高齢化社会」という言葉が飛び交っていて、私も「あぁ、高齢化がすすんでいるんだなぁ。」なんて言うふわっとした認識しかありませんでした。

 

現在の日本の高齢化率は何パーセントでしょうか?

15%かなぁ~?もしかして20%くらいかなぁ~?

なんと、平成29101日時点での高齢化率は27.7%です。

ビックリですよね。私も参考書を読んでいて信じられずに二度見しました。

 

日本の人口の内、27.7%65歳以上の高齢者です。

正確な数値を算出するにあたり平成30101日現在の最新データが2年前のものになります。

情報が更新され次第、記事の内容も修正します!(この数値が2年前のものとすると果たして今2018年はもっと高齢者の人口が多いはず汗。)

 

27.7%という数値にも驚きですが、皆さん。先ほどご説明した「高齢化社会」「高齢社会」「超高齢社会」の分類を思い出してください。

「超高齢社会」高齢化率が20もしくは21%以上

ミイタス
ミイタス

あれ!!??

超高齢社会をのパーセンテージを軽く振り切っちゃっていますね。

そうなんです、「高齢化社会」なんてとっくの昔に過ぎ去ってしまい、今は絶賛「超高齢社会」!更に言うと「超・超高齢社会」片足を突っ込んでいる状況です。

 

 

数字が並んでいてもわかりづらいので図式化します

まず、ここまで読み進めてくださってありがとうございます。

でも活字で何パーセント~何パーセントって言われても頭に入ってこないですよね。私もです(笑)

 

この記事に興味を持ってくださったお礼に、日本の現状を分かりやすく図式化しました!

ジャジャーン!!

高齢化社会と高齢社会と超高齢社会の違いをわかりやすくご紹介します。

※深夜に画像編集ソフトで一生懸命作りました(泣)

 

こうしてみると人口に対する高齢者の割合の多さにドキドキしますね。

 

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日本の高齢化が進んでしまった原因2つ

1950年以降、右肩上がりに上昇している高齢化率。

その背景には主に2つの原因があるとされています。

 

少子化

少子化に関係する問題として、生涯未婚率の増加・晩婚化と晩産化・合計特殊出生率の低下などが挙げられます。

ひとつひとつのキーワードは読んで字の通りなので説明は割愛しますが、シンプルに説明すると「死ぬまで結婚しない人が増えたし、結婚する年齢と出産する年齢も遅くなったし、産まれてくる子どもの人数が減った」ということです。

 

長寿化

医学の進歩、公衆衛生の発展、健康意識の改善など様々な理由により、日本国民の平均寿命がうなぎ登りな状態です。

人生100年時代なんて言われているように「長生きして死ななくなった」結果、65歳以上の高齢者がどんどん増え続け、人口に対する高齢者率もうなぎ登りです。

 

 

高齢化が原因で日本が抱えている問題5つ

さて、街に出て周りを見回した時に3人に1人が65歳以上の高齢者になってしまった日本はどうなってしまうのでしょうか。

自分の老後の不安が頭をよぎりますが、社会システム全体としての問題点を確認したいと思います。

 

社会保障制度の問題

1950年代以降の急激な高齢化に対して、国は「国民皆年金」「老人福祉法」を整備し、「老人医療費無償化」を行い、2000年からは「介護保険制度」をスタートさせました。

これらの社会保障制度の財源は、今後も本当に確保し続けることができるのでしょうか?

2010年には現役世代2.6人で1人の高齢者を支えていた負担が、2050年には現役世代1.2人で1人の高齢者を支えていく負担になります。

社会人1人で高齢者1人を支えていかなければいけない未来。その未来には、結婚や子育てをする余裕はあるのでしょうか。

 

労働力と国力の問題

日本国内で働く人=現役世代の減少は、そのままダイレクトに国内総生産(GNP:国民によって生産された財(商品)やサービスの付加価値の総計)に影響します。

現在、世界第3位を誇っている日本のGNPも、女性や高齢者の労働市場への参加が進まない場合、労働力人口は2030年までに1000万人減少すると言われています。

働ける人や働きたい人が一生懸命社会に参加して働いたとしても、外国人労働者の雇用増加や国力減少は止めることができないように感じますね。

 

社会資源の老朽化の問題

高度経済成長期に建てられたマンションや公営住宅、道路や電気・水道などの生活インフラの老朽化は顕著で、しばしば事故などとしてニュースに取りざたされています。古くなった建物の修繕をしつつ、これからの超高齢社会に備えたまちづくりが必要になりますが、上の項目でご紹介した通り、「国のお金がない」「働く人が減っている」という現状から、これらの社会資源の補修がスムーズに行われるとは考えにくい状況です。

 

コミュニティの問題

ひと昔前に比べて、家族関係や地域との交流など、人間関係が希薄になっていることは言うまでもないことだと思います。

自分や家族が元気に生活しているうちは、特段問題がないように感じますが、ここ数年問題になっているのが「高齢者のセルフネグレクト」です。

セルフネグレクトは、医療や食事などの基本的な人間生活を自ら放棄し、孤独死に陥ってしまうケースが多くあります。

また、引きこもりや核家族化、高齢単身世帯の増加もコミュニティ形成欠如を加速させ、「人との繋がり」が失われていく原因となっています。

 

高齢者の世代内格差

現役世代の取得は年金水準などに大きな影響を及ぼします。

3人に1人が非正規雇用者であったり、男女の生涯賃金の格差などが影響し、今後特に高齢女性の貧困化が深刻になると言われています。

雇用問題や年金問題が一朝一夕で解決するわけもなく、現役時代に少しでも収入や貯蓄を増やしておかないと後々の生活に不安を抱いたまま過ごすことになります。

 

 

ここまで読み進めてみての感想は?

高齢化社会・高齢社会・超高齢社会の違いから、今日に至るまでの様々な要因・現状抱えている問題をご紹介しました。

この記事も折り返し地点に差し掛かり、これ以降はポジティブな目線でより深く検証していこうと思っていますが、みなさんは今どんな感想を持っていますか?

一文字一文字読み進める毎に暗い気持ちになり、今までの自分の無関心さにほっぺたを叩かれた気分になった人も多くいると思います。

私も、ニュースで取り上げられている高齢化に関するニュースを薄ぼんやり聞き流し、どこか他人事だったと気づかされました。

まさか、高齢化社会を通り過ぎ、更に高齢社会を飛び越えて「超高齢社会」になっているなんて…。

30年後、私が60代になった時には現役世代の1.2人が1人の高齢者を支えなければいけなくなるってどんな状態なのか…。

確か中学校か高校の授業では23人がいたの上に高齢者を乗せて支えている図を見ながら高齢化社会についての勉強をしていたように記憶しています。

10年後の自分の姿すら想像できず、それが30年後なんて実際どのような暮らしをしているのか考えるだけでも不安です。

私は偶然、この分野を勉強する機会に恵まれましたが、きっと他の多くの人たちは「超高齢社会」を正しく理解していないのではないのか?と心配になり、今この文章を綴っています。

 

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ポジティブに考えられること

さて、しんみりしているだけでは何も解決しません。

この記事を読んでいただいた人にお伝えしたいのが「高齢者を侮るなかれ!」です。

「最近の若者は~」なんていう言葉に対して、「若者を一括りにしないで!」と反論したくなるように、「高齢者」も一括りにしてはいけません。

どうしても、体の衰えや経済的な不安、考え方が古いとか孤独に陥りがちなんていうネガティブなイメージを持たれてしまいますが、これはほんの一部の高齢者を取り上げただけの言葉に過ぎないのです。

実際、今の高齢者はどんどん若返っており、ハツラツと日常生活を送る人が増えてきています。

65歳以降の高齢者の中で、介護を必要とする人の割合は約1割ほどと言われており(「保健医療福祉に関する地域指標の総合的開発と応用に関する研究より」)、これ以外の9割の高齢者が自立した生活を送っているという結果になります。

我々現役世代にも趣味や生きがいがあるように、高齢者もまた第2・第3の人生を自由に謳歌している人が多くいることを忘れてはいけません。

高齢者は、現役世代以上に経験や知識を兼ね備え、不摂生を嫌い健康維持に努めています。

また、子供達を見守るボランティアや地域のお祭りや風土を次世代に引き継ぐ役割を担ってくれています。

私たちが一方的に保護しなくてはいけない弱者ではなく、これからの日本を一緒に生きていくパートナーとして理解を深め合うことが大事だと思います。

そして今の現役世代も、数十年後に守られる立場になるという後ろ向きな意識でいるのではなく、元気で快活に過ごし若者を引っ張っていく!くらいのイメージでいなければ「超高齢化社会」の日本を生き抜いていくことは出来ないと私は考えています。

 

 

サクセスフル・エイジングとは?

このサイトのコンセプトである、

楽しく可愛く綺麗に老いる!

は、女性目線でポジティブな老い方を提案するために掲げたテーマです。

実はこれ、1987年に老年医学者ジョン・ロウ氏と心理学者のロバート・カーン氏によって発表された「サクセスフル・エイジング」という理念にインスパイアされています。

サクセスフル・エイジングとは、人間のもっとも基本的で重要な価値とされる「自立し、生産的であることを生涯継続する」という生き方です。

体力や気力が減退し、社会から離れていくという従来の高齢者のイメージを覆す理念がとても革新的です。

良いモデルとして挙げられるのが、

  • 定年後、地方に引っ越し農業を始めるその土地の道の駅などで産直野菜として販売する
  • 趣味のフラダンスの講師資格を取得する教室を開き社会の一員として経済活動に参加する
  • 夫婦でそろばん教室を開く地域のこどもたちの教育に参加する

自尊心や承認欲求を満たし、老年を超越する。人生死ぬまで冒険みたいなイメージですね!

 

このサクセスフル・エイジングという理念はとても片手間で説明できるような内容ではないのでまた別の記事で詳しくご紹介します。

 

 

国内での様々な取り組み

個人個人の意識改革を行うと同時に、日本も超高齢社会に根本的な制度改革を行なっているようです。

詳しい説明は次の機会で、シンプルに箇条書きにしますので流し読みしてください。

  • 社会保障制度改革
  • 医療制度改革
  • 介護・高齢者福祉改革
  • 年金制度改革

チラッと目にするだけでも心臓がギュッとなりますね。

この他にも、

  • 交通・移動システムの改善
  • バリアフリーのまちづくり

など数十年後にやってくる超・超高齢社会を見越した改革が随所で行われています。

 

 

超高齢社会日本が世界に対してできること

世界で最も高齢化の進んだ日本は、高齢社会のウサイン・ボルト的存在で注目を浴びています。

日本に続いて、韓国・ドイツ・中国・アメリカも順に高齢率を伸ばしており、地域別では東アジアとヨーロッパの高齢化が顕著になっています。

高齢化に怯える各国を始め、世界中が、日本の高齢化に対する問題解決手腕に注目しているのです。

 

日本は高齢社会トップランナーとしてお手本を示す立場にあります。

高齢化率(人口における65歳以上の割合)が7%を超え「高齢化社会」に突入してから、わずか24年後に14%の大台に達し「高齢社会」になりました。

この高齢化が7%から14%に到達する年数のことを「倍加年数」と呼び、高齢化のスピードを測る基準とされています。

フランスでは126年・スウェーデンでは85年の年月をかけて高齢社会に達するのに対し、日本はわずか24年。

具体的な改革や社会作り、制度の見直しなどをするもなく日本は危機的状況に陥っています。

他人事ではないですが、国がどうやって苦難の時代を切り開いていくかも気になりますし、今まで積極的に参加してこなかった選挙などにも俄然興味が湧いてきました。

自分の住んでいるまちが住みやすくなるよう、期待と責任を持って政治に関わっていきたいと思います。

国内のことだけに目を向けるのではなく、もしかしたらいろんな国の取り組みが参考になるかもしれませんね。

世界の高齢化に対する取り組みも調べて、近く記事にしたいと思います!

 

 

どんな不安を感じてどんな未来を想像しましたか?

最後まで読んでいただきありがとうございます。

文頭では「高齢化社会」「高齢社会」「超高齢社会」の違いという視点から始まりましたが、ここまで読んでいただいた方は、何かしら心の中に思うことができたのではないでしょうか。

 

親のこと、自分のこと、子供のこと、社会全体をひっくるめて不安は尽きません。

ただ、無知でいるよりも現実を一緒に見て考えることで目の届く範囲のことは変えていけると信じています。

願わくば、この記事を読んでくださった方の未来が明るくなりますよう。

ご家族や友人の方にも高齢社会や老後のことを問いかけてくださると嬉しく思います。

 

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